by オフィス・るん/ヒューマンセラピー研究所
就寝前の数分、悩み事や心配事が少し軽くなって心地よい眠りにつける、生きるヒントをお話ししています。 語り手:心理療法家・セラピスト 古川貴子 オフィス・るん/ヒューマンセラピー研究所:https://www.office-lun.com/ オフィス・るんStores/jp店:https://office-lun.stores.jp/
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April 13, 2025
<p><strong>1. 朝から始まる心のおしゃべり</strong></p><p>目覚めた瞬間から、心のなかはおしゃべりでいっぱいです。</p><p>「もう朝?二度寝しちゃった…私ってダメだな」 「鏡を見たら、なんだか冴えない顔色…」 「この服って、太って見えない?」</p><p>こんなふうに、自分にダメ出しのオンパレード。ひとつひとつに反応していると、気持ちがどんどん沈んでしまいます。</p><p>そこで提案したいのが、「心のおしゃべりをスルーする」習慣です。</p><p> </p><p> </p><p><strong>2. 心のおしゃべりに振り回されるとき</strong></p><p>私たちが問題に直面しているとき、それはたいてい心の声を真に受けているときです。</p><p>「そんなのダメでしょ?」 「失敗したらどうする?」 「恥ずかしいな、みんなに笑われるよ」</p><p>こんな声が聞こえてきたら、ちょっと立ち止まってみましょう。</p><p>この声、本当に正しいのでしょうか?</p><p>よくよく吟味してみると、実はほとんどが思い込みだったり、ただの心のクセだったりします。</p><p>ところが、私たちは無意識にこの声を「真実」として受け入れてしまいがちです。その結果、</p><p>「どうしよう!大変なことになった!」 「早くなんとかしなきゃ!」</p><p>と焦り、どんどんネガティブなループに陥ってしまうのです。</p><p> </p><p> </p><p><strong>3. 心の声をテレビのBGMのように流す</strong></p><p>心のなかに、さまざまな不安やネガティブな思いが浮かんだとき、それをいちいち相手にしないようにしてみましょう。</p><p>たとえば、テレビやラジオがつけっぱなしになっているときのことを思い出してください。番組の音は聞こえていても、意識していなければ気になりません。</p><p>それと同じように、心のおしゃべりも「ただの雑音」として流してしまえばいいのです。</p><p>「またウソつきラジオが勝手にしゃべってるな~」と軽く流してみましょう。</p><p> </p><p> </p><p><strong>4. 静けさのなかに、本当の自分がいる</strong></p><p>心のおしゃべりが静まってくると、そこに現れるのは本当の自分です。</p><p>高い自己であるハイヤーセルフの声は、とても優しく、穏やかで、決して私たちを煽ったりしません。</p><p>リラックスして、心の静けさを感じることで、まるで霧が晴れたように目に映る世界がクリアになり、</p><p>・「あれ?さっきまで悩んでいたことって、そんなに大したことじゃなかったかも?」と気持ちが軽くなる。 ・ ふと「これやってみよう!」と直感が湧いて、行動がスムーズに進み、前向きになる。 ・ 人の言葉に過剰に反応せず、穏やかに受け流せるようになり、人との関わりがラクになる。 ・ まるでピタッとタイミングがあうように、必要な情報や人との出会いが訪れる。</p><p>そんな変化が自然と起こります。</p><p>心のおしゃべりをスルーすることで、世界はもっと穏やかで、優しく、そしてワクワクするものに変わっていくのです。</p><p><br /></p><p><strong>【まとめ】</strong></p><p>✔️ 心の声は、たいてい思い込みやクセでできている ✔️ その声を「テレビのBGM」のように聞き流す ✔️ 静けさのなかに、本当の自分の声がある ✔️ 余計な心のおしゃべりがなくなると、人生がスムーズに流れ始める</p><p>心の声に振り回されることなく、軽やかに生きる習慣を始めてみましょう♪</p>
March 23, 2025
<p>ふだんの生活の中で、自分がどのような態度で世界や人々にかかわっているか、気にしたことはありますか?</p><p>私たちは、世界や人々に対して「優しく受け入れよう」とするよりも、無意識のうちに緊張を感じながら戦闘的な態度で向き合ってしまっているかもしれません。</p><p>それは、もし何か不都合なことがあれば、決して自分の不利にはならないように、損害を被ることがないように、ものごとを有利にすすめたいと警戒してるからです。</p><p>私たちにとって「この世界」は安全で安心な場所ではなく、気を緩めれば簡単にやられてしまう厳しい世界だと信じているからです。</p><p>誰もがリング上のファイターのようにファイティングポーズを緩めることができず、安らかにくつろぐことができないのです。</p><p> </p><p> </p><p>そんな世界の中で、幸せを感じる方法はあるのでしょうか?</p><p>安らぎを感じたいのであれば、「自分」と「世界」を切り離して考えるということをやめなければなりません。</p><p>「自分」と「世界」を二つのものだと捉えている限り、そこには摩擦が生まれ、対立することになってしまうのです。</p><p>世界とは自分の外側にあるように見えますが、それは自分の心が映し出されている映像であり、まさに自分の心そのものなのです。</p><p>心が変わればその映像は変わるので、心とともに目にしている世界は変化します。</p><p>しかし、自分の心が変わらなければ、見ている世界は変わることはありません。</p><p>つまり、自分を脅かしているのは世界や人々ではなく、自分の心のなかにある考えそのものなのです。</p><p>心が裁きや罪の思いを握りしめていることにより、つねに裁きや罪という出来事に出くわすことになります。</p><p>裁きや罪の思いを手放せば、世界も人々も安らかに知覚されるようになり、自分が脅かされているように感じることはなくなります。</p><p>世界と自分のこころが連動しているという、このメカニズムに気づくことが大切です。</p><p> </p><p> </p><p>自分にとって不都合なことを目にする原因は、心の中に同様のものを抱えこんでいるからです。</p><p>それは、世界や人々にに対する不信感や罪を信じる思いかもしれません。</p><p>外の世界に見える不快なものごとはまさに自分の心の中に存在し、こころはそれを抱えこみつづけることに耐えかねて、外へ外へと投棄するということが起こります。</p><p>しかし、いくら投棄をくりかえしても、またふたたび元の場所に戻ってきてしまうのです。まるでソンビのごとく再生し、また心の中に存在しているのです。</p><p>それは心のなかで消滅させない限り、消え去ることができないからです。</p><p>不快なものを外へと投棄することは、内側においても外側においても不快なものを体験することになり、むしろ問題を増やしてしまうだけなのです。</p><p> </p><p> </p><p>この悪循環から解放されるためには、自分が外へと不法投棄した問題を、クロからシロへと変えることです。</p><p>それは、「これは間違っている、罪があるというクロ」から、「これでOK、何も罪がないというシロ」へと認識を変える、ということです。</p><p>自分が投棄したものに対して大騒ぎするのではなく、何を目にしても「ただシロを見よう!」、何も問題がない、これで大丈夫なのだと決める、ということです。</p><p>そして、「一度見ようと心に決めれば、それを必ず目にできる」というのも心の素晴らしい力なのです。</p><p>「シロを見よう!」と心に決めることは、まさに「私はシロです!」、「これで大丈夫、何も問題がない」と言っているのと同じことです。</p><p>なぜなら、私たちは常に心の中にあるものを外に見ているからです。「もしシロが見えるのならは、自分もシロであるに違いない」ということになります。</p><p>自分が外に投棄したすべてに対して、もれなく「シロにしてしまう」「シロだけを見ようとする」というゲームを始めることです。</p><p>「自分が与えたものは、自分が受け取る」ことになるので、世界や人々に対してシロを与える、何も問題がなく罪がないことを与えることとは、自分ももれなくシロを受け取ることになるのです。</p><p>このゲームは、オセロのコマを返すようにどんどんシロを増やして、最後には勝利をおさめることができます。</p><p>シロであることは、何も問題がなく、罪がないこと。罪がないのなら、自分がどんなリスクや危険、苦しみからも無縁で、自分で自分を防御する必要がなくなるのです。</p><p>守る必要がなければ、そこは安全な場所のはずです。リラックスできるはずです。</p><p>シロを増やしてゆくことで、世界も自分も安らかに鎮ってゆくのです。</p><p>そして、この世界で闘いつづける必要ななく、愛し愛される世界の中で安心してくつろいでいる自分に気づくことができることでしょう。</p><p><br></p>
February 16, 2025
<p>「人の反応や外側のことが気になり、あれこれ考えては疲れてしまう」というA子さん。</p><p> </p><p>私たちが「あれこれ考えてしまう」とき、「外側の状況に悩まされている」というよりは、「自分の空想に悩まされている」ということが起きています。</p><p> </p><p>「これはひどいことだ」とか、「大変なことになる」とか、その状況に対して自分なりの意味づけや価値判断を下しており、その結果「きっとこんなことが起こるに違いない」と考えることで疲れてしまうのです。</p><p> </p><p>しかし、それらは空想なのです。事実とは関係ありません。</p><p> </p><p>それならば、まず空想をストップするためにアタマのおしゃべりを鎮めてみましょう。</p><p> </p><p>出来事に対する、意味や意見、判断、解釈、ストーリーを停止してみます。</p><p> </p><p>この空想さえなければ、ものごとの意味や解釈、価値判断もやんでくるのです。</p><p> </p><p>ものごとはまっさらな状態になります。</p><p> </p><p> </p><p>私たちが動揺しているとき、「その出来事や状況そのものに混乱させられている」と感じがちですが、動揺の原因は「自分の考え」であり、空想にホンロウされている、ということなのです。</p><p> </p><p>私たちは状況を目にしたとき、瞬時にそれが自分にとってどういう意味があるのか、ストーリーを決めつけてしまいます。</p><p> </p><p>あまりに瞬時のことなので、自分で決めつけをしていることにさえ気づきません。</p><p> </p><p>そして、それを何の疑いもなく信じこんでしまいます。</p><p> </p><p>それらはたんに、「自分の勝手な空想だ」「でっちあげだ」ということがわかりません。</p><p> </p><p>それは実際、事実とは違うイメージや予測であり、決してほんとうのことではないのです。</p><p> </p><p>真実ではないことを信じることによって、自分で自分を苦しめてしまいます。</p><p> </p><p> </p><p>ものごとにはもともと、「意味」というものはついてはいません。「ただ、そのように起こっている」だけなのです。</p><p> </p><p>「意味」とは誰かによって与えられるものであり、ものごとを解釈するモノサシとなります。</p><p> </p><p>そのモノサシが悲惨であれば、ものごとは悲惨なものとなり、モノサシが楽観的であれば、楽観的なものとなるのです。</p><p> </p><p>つまり、自分で自分を怯えさせることもできれば、自分を希望で満たすこともできるのです。</p><p> </p><p>どちらを選ぶこともでき、自分のこころが取り入れた考えを私たちは目にすることになります。</p><p> </p><p>それが、私たちのこころのパワーです。</p><p> </p><p>それならば、見たいものだけを自分の判断として選ぶことです。</p><p> </p><p> </p><p>自分で自分を混乱させたり、怯えさせないための解決策は・・・つねに「こころを安らかに保っておくこと」です。</p><p> </p><p>といっても、考えは良いものも悪いものも次から次へと勝手に浮かんでくることでしょう。</p><p> </p><p>ただ、勝手に湧いてきては消えゆくものに対して、積極的に関わることはやめましょう。</p><p> </p><p>考えが現れたことに気づいたら、即座に反応することはせず、ただほっておきます。それらを通りすぎさせてあげるのです。</p><p> </p><p>「それは問題だ!」と大騒ぎしないかぎり、それは問題とはなりえないのです。</p><p> </p><p>湧いてきた考えに反応せず、さらなる思考に巻きこまれることがなければ、それらはただ静かに消えて行きます。</p><p> </p><p>あることをずっと考えつづけることの方が努力のいる作業であり、相当なエネルギーを消費するものなのです。</p><p> </p><p>どうしても自分の思考が気になってしまうのなら、ラジオやテレビのボリュームを下げるように、イメージで思考の音量ツマミを回すか、あるいはリモコンのボタンを下げるなど、実際にその動作をしてみましょう。</p><p> </p><p>自分がその「音」を調整していることを思い描くことで、実際に思考の音量を下げる感覚が得られます。</p><p> </p><p> </p><p>目のまえのものごとに対して、自分自身が川縁に立って、静かに流れを眺めているようなイメージをしてみるのもいいでしょう。</p><p> </p><p>目の前の流れにただ身を任せるように、ものごとを受け入れ、過剰に反応しないこと。これによって、あなたのこころは次第に静けさを取り戻します。</p><p> </p><p>自分が見ている画面から数歩後ろにさがるようなイメージをしてみます。古い映像を眺めているように、少し俯瞰して見るのです。</p><p> </p><p>自分が出来事に積極的に関与し、右往左往するのではなく、ものごとが自然と流れゆき、いちばんよい落としどころにおさまってゆことをイメージし、信頼してみましょう。</p><p> </p><p>それは、誰にとってもベストな落としどころなのです。</p><p> </p><p>そして、こころに静けさをとりもどすことで、この静けさがものごとすべてに反映されます。そして、それらを正しく解決してくれることを信頼してみましょう。くつろいで成り行きにまかせるだけでよいのです。</p><p> </p><p>かならずや、「これがいちばんよかった」という納得の結果を目にすることができるはずです。</p>
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